正直ブログ

ツイッター情報収集術

2011年9月3日
増田 真樹
翔泳社
発売日:2010-06-17

リファレンスなので、完全読了という感じではない。

もっとも使いやすいマイクロブログ・SNSとして活用しているので、少しプラグインやウィジェットを総括できるかなと思って読みました。

大体はウェブ上で収集できる情報ではあるが、まとめ方は効率的だと思います。

アイコンを作る「jojo顔メーカー」 http://bit.ly/13ZxeJ
が良くできているのだが、似ないよ。

jojo的な顔のヤツなんか、ほぼ会ったことないし。

脇役誕生 花沢 徳衛

2011年9月2日
花沢 徳衛
岩波書店
発売日:1995-02-24

図書館で借りたので、全部読めませんでした。

良いエッセイなのですが、今ひとつ集中できなかった。

大好きな俳優さんです。

ほとんど高齢になってからしか知りませんが、名優です。

共産党員としての活動でも有名でした。

昔、「徹子の部屋」に出た時のことを覚えています。

指物師だったそうで、作品持参して説明されていました。

本書によると、小学校中退で指物師の修行をし、非常に若くして独立して失敗したようです。

その後、絵かきを志し、紆余曲折の後、俳優になったと。

ルックスをご存知の方も多いと思いますが、特に年を経てからは「頑固親父」を絵に書いたような人でしたね。

「男はつらいよ」にゲスト出演した時は、病気でしゃべることができない、老香具師をコミカルに哀歓たっぷりに演じていました。

しかし、文才というかボキャブラリーというか、いささか古めかしくはありますが、近頃の有名作家を凌駕しているのではないでしょうか。

文中、何度も「小学校中退」「無学」「学歴がない」という自虐的な言い訳が出てくるのですが、単に学歴がないだけでその知識・見識は全くのインテリです。

同時に俳優の研究所に入った同期が京大や早稲田の出身者であったり、やはり映画監督などは高学歴の人たちが多かったので、負けん気で猛勉強されのであろうことはうかがい知れます。

そのせいもあるのか、文章が非常に固いです。

ちょっとエッセイというには肩がこる感じ。

そう感じる自身は少し反省すべきなのか。

平成日本タブー大全 (宝島SUGOI文庫) 本日の紳助引退問題について

2011年8月23日
昨日、読み終わったところに、本日島田紳助の引退速報。

あまりにタイミング良すぎて笑いました。

とりあえず、吉本興業からのプレスリリースしかないわけですが。なんでこのタイミングなんでしょうか。

この本には吉本興業の黒い交際(メインに問題視島田紳助が据えられています。だけではなく、同和利権や違法賭博としてのパチンコなど、主とした報道機関や公権力に対する問題提起・リポートです。

非常にたくさんのライターによる仕事です。

それぞれが、別の仕事として上梓したもののエッセンスを簡潔にまとめたものでしょうか。

すべてを鵜呑みにするわけにはいきませんが、非常に興味深い内容であることは確かです。

さて、やはりタイムリーなので、今後どう展開するのか見えないながらも紳助について。

笑いのセンスに関しては、認めざるをえないと思います。島田紳助。

本の中では先のマネージャ暴行事件についても触れられています。件の女性マネージャもさぞかし溜飲の下がった思いでしょう。

そもそも、島田紳助の芸能活動に暴力団・ヤクザは必要なんでしょうか。

「俺のケツ持ちがどこかわかってんのか!?」というような恫喝を繰り返していたというようなことも書かれていますが、それが再三、弱者や個人に向けられていたと。

ほとんど実利的なメリットのないそんなことを言われても、普通であればにわかには信用できませんよね、普通。

横山やすしのような芸人バカならともかく。

不動産王ともいわれる実業家や、M-1を始めとするプロデューサーとしての側面も持つ紳助であれば、そんなことなんの得にもなりません。

強いて言うなら、芸能活動以外で(本職の?)地上げとかにからんだ場合とかでしょうかね。

吉本にしたって、再三かばってきて、このタイミングでなぜ切るのかということ。横山やすしパターン?

いったいいくつのテレビ番組を持っているのでしょうか。しかも冠で。

吉本興業にとっても大きな痛手であることに違いはないでしょう。各テレビ局などへの信用問題にしても。

「しっぽを切る」というには大きすぎます。

今回のメールが主問題ではないでしょう。

一体全体なにをやらかしているのか。

つい、先日、また暑苦しそうな著作を出してましたよね。紳助は。

標題の本の林正之助を含む吉本の黒い交際問題を全部信用しても足りないなにかがあるのでしょう。

昔の吉本ではなく、1000人のタレントを抱える日本一というか、世界有数の総合芸能プロダクションです。

たとえ、紳助であろうと、こうなるでというパフォーマンスなんでしょうか。

今回の引退騒動は果たして振って湧いた想定外の処理なのか・・・又は用意周到の茶番なのか。

吉本興業の香ばしさは相変わらずということなんでしょうか。

この本における他のエピソードは、割愛しておきます。

最後に呉智英のジャブ的な掌編で締めくくってあるのが、少し信ぴょう性をもたせる演出かなという感じ。

ソーシャルストリーム・ビジネス Twitter、Facebook、iPhone時代の消費者を巻き込むビジネスの新ルール

2011年8月18日
株式会社リクルート メディアテクノロジーラボ
インプレスジャパン
発売日:2010-07-23

なんか、広範な内容を端的に詰め込んでて、読むのにリキがいります。

ソーシャルストリームということなので、SNSを軸に展開していくのかと思いきや、そうでもない。

システムとしてのSNSとインフラ・デバイスの整理により、ユーザ発信型の流れが加速度的に進化していく現象を、どのようにビジネスにつなげていけば良いか、ということかしら。

理解できてないので、脳内で勝手に創造してるかもしれません。

略語(イニシャル)とかが山ほど出てくるので、ついていけなくなります。

めんどくさいので、分からないなりに読み進めていってるので、かなり理解度は低いかな。

中程で、何故かウェブショップの構築のポイント(決済法とか)が語られるので、なんかポイントを絞ってほしいなという感じでした。

小さな本なのに、ちょっと広げすぎじゃないか。

もうすこし、演繹的にポイントを絞ってまとめていったほうが良かったんじゃないかと思います。

現在及びこれからを俯瞰予想するためにはいいかもしれない。

けど、あと1・2回は読み直さないといけないかな。

口パクウルトラマン

2011年8月14日

そうかー、ウルトラマンが口をパクパクするという発想はなかったなぁ。

ある意味新鮮。歯も見えてるしwww

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Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)

2011年8月11日
2009年。まだ日本においてTwitterの黎明期に書かれた本です。

確か「ウェブはバカと暇人のもの」の中で、Twitterの解説書としては非常に良いと論評されていたので、遅まきながら読んでみました。

重要なフォーラムなどをTwitterで実況する、「tsuda」るという造語を生み出した、張本人です。

確かに、Twitterの本質を洗い出し、わかりやすく解説してあります。

SNSとして、Google+が真打か?という感じですが、個人的にやはり、最も使用頻度の高いインフラとしてはTwitterです。

意図されたものかは今ひとつ不明ですが、140文字という制限が逆にモバイルとの親和性をより一層際立たせて、使い勝手の良いものにしているのでしょうか。

各種プラグインでmixiやフェイスブック等と同期させているので、発信のベースになっています。

あとは、属人性等によって、各SNSを使い分けると。

ジャスミン革命やオバマ大統領の選挙ツールとしての使用などのバックボーンなども丁寧に解説しているので(今となってはソースは古いですが、最近は特に大きな事例はないようで)その可能性がわかると思います。

印象に残ったのは、通常サービスは(mixiなどをみても)どんどんとスペックが大きくなっていくものなのに、Twitterは進化するに連れてどんどんと機能などをそぎ落としてシンプルになっていったということ。

サードパーティなどの連携する機能やプラグインなどは多くなっていますが、Twitter本体は極限までシンプルに。

これが使いやすさの根本なのかなと思います。

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井岡vs.エルナンデス。

2011年8月10日

デジタルに移行して、HDレコーダが対応しなくなったので(デジアナはOKだけど、汚い)、久しぶりに録画しないでボクシングを観ました。

全くダレ場のない、面白い試合。

WBCミニマム級タイトルマッチ 井岡一翔VSファン・エルナンデス

WBC同級一位の挑戦者。初防衛の相手として、どこからも文句のこない強敵。

さすがに井岡も緊張してるっぽかったですね。

まあ、テレビで観ている分には全然問題ないんですが、後楽園ホールってどうなの。
もっと大きなハコでも良かったんじゃないの?

最近関西勢が目立ってますね。三馬鹿兄弟は不要だけどね。

今回の一回目の防衛戦はいい試合でした。特に日本人だけら応援するということもないですが、井岡はやはり好ましい。今のところ。

非常にスリリングだけど、安心して観ていられる試合でしたね。

お互いに積極的な攻防を魅せてくれた。

エルナンデスのディフェンス力の高さは素晴らしい。

華麗なヘッドスリップで、負けたとはいえ、キレイな顔のまま終わりました。
逆に井岡の方がカットしてましたね。

井岡の方はどうも無理くりボディでのKO再現を狙ってたくさいような。

書いたようにヘッドスリップが巧みな挑戦者を攻略するために、打分てたのもあるでしょうが、終盤はかなり右ボディを多用してました。結果非常に有効ではありましたが。

挑戦者はあれで心が折れかけてたように見えました。それほど、井岡のボディは威力があったと。

しかし、エルナンデスを今ひとつ捉えきれなかったのも事実。

もっとも、あれだけの巧者に対して、ボディを多用するのはかなり怖いでしょうし、やはり、井岡の技術とハートも素晴らしい。

やっぱ、タイトル奪取時のエグいボディが鮮烈だったので、再現してほしい気持ちはあります。

3R目が終わったくらいから、負ける要素がなさそうなので、あとは倒せるかどうかだけかなという感じ。

圧倒して勝利したのはご承知の通りですね。

やはり、減量がきついみたいですし、一番小さいところから始めていくのは、複数階級制覇も目論んでのことでしょう。

防衛記録もいいですが、あと、1,2階級上げたところで全盛期がみられるのかなと思います。

長谷川穂積が失速してしまった今、やはりフォローしていくべきは井岡一翔で決まり。

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鬼の冠――武田惣角伝 (双葉文庫)

2011年8月6日
剣豪小説の名手、津本陽の中編小説。

小説・・・?なんだが、あまり筋がない。

武田惣角伝、の副題に間違いはない。しかし、普通幼年期から描いて、その過程で人・異性との関わりなんかが織り交ぜられていくもんなのではないだろうか。
吉川英治の宮本武蔵とか司馬遼太郎の一連の小説とかでもそうですよね。

ほとんどそのような描写はなく、激しい修行やその修業の過程における命がけの武勇伝がどんどんと積み重ねられていく。

宮本武蔵であれば、4~500年前の剣豪であるから、半ばおとぎの国の話しで済ませられもしようが、武田惣角の場合はそうはいかず、あまり、創作の入る余地はないのかもしれない。

維新後に活躍し、昭和に入ってから没した人である。面識のある高弟の佐川幸義や孫弟子の塩田剛三がつい最近まで存命であり、彼らの証言・著述や流派間の微妙な関係もあるだろうし。

実際、直弟子の植芝盛平のことなどももう少し絡んでくるかと思ったが、非常にさらりと流されている。

つまり、それだけただ今現在にリアルにつながっているということだ。

描写されている武田惣角の神がかったような達人ぶりは、このリアルな時代感の中ではやはりお伽話になりにくいのかもしれない。

塩田剛三の自伝などを読んでも、師の植芝盛平はすでに神域に入っているし、佐川幸義の弟子の評伝なども、未だ存命中にも関わらず神格化されてアンタッチャブル状態。

いや、お伽話を否定はしないし、大好きなのだが、さすがに壁抜けの術とか言われると素直に読み進めることはできない。

又、別の本になるが、塩田剛三の自伝「合気道人生」。

こちらを読むと、塩田剛三の政治的な手腕が垣間見える。

有力な政治家の知己を得、団体を大きくさせている。

これはマス大山にも言えることだろう。

彼らはスポーツマンではない。武道家である。

バーリ・トゥードを超えた究極のノールールの中に生きているのだ。

ある意味、極道と表裏の関係にあるのかも知れない。

そこまでのタクティクスまで考慮した上で、やはり神業は存在するものと思いたい。

とりあえず、この本、上質な「グラップラー刃牙」のスピンオフを読んでいる感じ。面白いので、すぐに読めます。

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国の原発対応に満身の怒り – 児玉龍彦氏

2011年8月5日

怒っている人を見るのは楽しいものではないですが。

これこそ義憤というものでしょう。

カタカナが多いので、理解しにくいけど、東大にこのような人がいるというのは頼もしいです。


国の原発対応に満身の怒り – 児玉龍彦氏 投稿者 3noface

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iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?

2011年8月4日
すでに出版されて1年以上たっている。
どちらも行き渡った感があり、かなり熟成されたデバイスであり、ツールである。

しかし、もちろん、現在進行中で進化もしている。

こうやって、ブログなどを書いていても、すぐに過去のものになってしまうので、少し遣る瀬無いのだが、これは仕方がない。あまりにも劣化が早すぎる。

が、それは自分の理解と認識があまいのであって、本質を捉えていれば、時間による劣化はないはずなのだ。現行の記録は重要な資料として残っていく。

この著作も、見事に芯をとらえていると思う。

アップルの素晴らしさをとくとくと語ってはいるが、偏向したエヴァンジェリストではない。

著者は「スティーブ・ジョブズはMac・iPod・iPhoneで世界を三度変えた」とまで表現しているが、その結果を導き出すために、アップルがどれだけの先見性をもって、他の追随を許さない努力をしているかも説く。

非常に高いハードルを設定して、それを見事にクリアした結果なのだ。

やはり、噂に効く通り、最先端のIT分野に携わっている人たちは格好だけではない。華麗にスイスイと人生送っているわけではないのだ。

Google本社の天国のような福利厚生の裏には、一時の油断も許されない苛烈な競争が繰り広げられているのだろう。
それもスーパーサイヤ人のような世界屈指の頭脳たちが。

彼らの思考(コンセプト・思考のパラダイム)にはとてもついていけない。よちよち跡をついていく努力はしているが。

その手助けのために、こういう書物が重要なのだろう。

もちろん、ウェブ上には情報は十分にある。

しかし、それが又十分すぎて、それこそアマゾン川だ。

その膨大な情報を非常に上手にまとめた良書であるとは思う。

紙でも電子でも良いが、やはり本は必要だ。

ついでに言うと、編集・レイアウトも非常に良い。

一見ムダな余白のようにも思えるのだが、ボクには大変に読みやすいレイアウトだと思えた。

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